1本でベースメイクが完成するBBクリーム。定番のコスメアイテムですが、そもそもBBクリームってなに?種類は?塗り方がわからない。など、今さら聞けない BBクリームについて紹介します。
BBクリームとは?
BBクリームは日焼け止め・化粧下地・ファンデーション・コンシーラーなどがひとつになった高機能コスメアイテムです。元々は皮膚科で治療後、UVケアとメイクをしなければいけない患者に向けて開発されたものです。
BBクリームの種類
<BBクリームの種類>
・美容液ベースタイプ:美容成分は多く配合されているBBクリーム。肌ケアをしながら透明感のある肌に仕上げます。
・高保湿タイプ:保湿成分が多く配合されているBBクリーム。化粧崩れしにくいのが特徴です。
・高SPFタイプ:日焼け止め効果の高いBBクリーム。ウォータープルーフなら汗をかく夏も安心して使えます。
BBクリームの塗り方
<指で塗る場合>
1.規定量のBBクリームを指先にだし、両手の人差し指・薬指を使って広げます。
2.両手の指をあごに当てて、内側から外側にらせんを描くように下から上に塗り広げます。
(顔の中心から外側に向かって顔全体にざっくりと塗り広げてOK)
3.頬の中心に指を当てて、目頭からまぶた・眉の上・こめかみ・目尻を通りながら、目の周りをぐるっと塗ります。
4.額の中心からこめかみに向かって、らせんを描きながら額全体にBBクリームを塗り広げます。
5.そのまま鼻筋・小鼻、あご先・耳の下に向かっても同じように塗り広げます。
6.髪の毛の生え際・首の境目、フェイスラインの少し内側から外側に向かってフェードアウトするようにBBクリームを伸ばします。
7.BBクリームを、顔全体にムラなく均一に伸ばしたら完成!
8.テカリが気になる部分(Tゾーン・鼻筋・あごなど)には、フェイスパウダーを軽くのせるとより綺麗に仕上がります。
<スポンジで塗る場合>
1.スポンジの角のパール粒大のBBクリームをだします。
2.額・両頬・鼻・あごに5点置きします。
3.両頬→あご→額の順で、顔の中心から外側に向かってBBクリームを伸ばします。
4.鼻筋・小鼻まわり・鼻先・目元など細かい部分は、半分に折ったスポンジの角を使って丁寧に伸ばします。
5.左右の目の下・首筋をスポンジでなぞってなじませます。
6.全体の仕上がりをチェックし、塗り足りない部分があれば重ね塗りしてください。
7.テカリが気になる部分(Tゾーン・鼻筋・あごなど)には、フェイスパウダーを軽くのせるとより綺麗に仕上がります。
5点置きの基本
BBクリームや化粧下地・ファンデーションなどで使う5点置きの基本を覚えましょう。
1.手の甲に規定量よりも少し少なめのリキッドをだします。
2.指の腹にとって、両頬・額・鼻先・あごの順番に、ちょんちょんとリキッドをつけていきます。これが5点置きです。
3.2でのせたリキッドを、薬指の腹を使って顔全体に塗り広げます。
(力をいれずに顔の輪郭にそって放射線状に)
4.フェイスラインは、なにもついていない中指で外側にフェードアウトさせるイメージで伸ばします。
5.まぶた・小鼻・鼻の下などの細かい部分は、薬指の指先に残ったリキッドを軽く叩きながらなじませます。
6.仕上げに顔全体をスポンジで軽く叩きながらなじませます。
7.Tゾーンや小鼻・あご先などテカリやすい部分だけに、フェイスパウダーをさっとのせて完成!
BBクリームのQ&A
Q1:BBクリームを使うときは下地はいらないの?
A1:いりません。BBクリームは下地とファンデーションの効果をあわせ持っているコスメアイテムなので、下地は塗らなくてOK!下地を塗ってしまうと、逆に厚塗りに見えてしまう場合もあるのでBBクリーム1本で仕上げましょう。
Q2:日焼け止め+BBクリーム+パウダーファンデーション、使い方はあっていますか?
A2:重ねすぎです。カバー力が欲しくてパウダーファンデーションまで重ねてしまうと厚塗りに!カバー力が欲しい部分にはBBクリームを薄く重ね塗りしましょう。UV効果のあるBBクリームなら日焼け止めも塗らなくてOKです。
Q3:BBクリームって肌に普段がかかりそう…
A3:大丈夫です。日焼け止めや下地・ファンデーション・コンシーラーなど色々な効果をひとつで補えるBBクリームはその分、沢山の成分が入っていて肌に負担がかかるのでは?と心配な方もいるかと思いますが、それは思い込みなので普通に使用して問題ありません。
Q4:BBクリームとファンデーションの違いって?
A4:BBクリームもファンデーションもどちらもメリットが違います。BBクリームは1本で手軽に使用でき、ベースメイクの時短ができるのが最大のメリットです。ファンデーションは様々な質感から選ぶことができ、自分好みの仕上がり決められることがメリットです。ライフスタイルや好きなメイクの仕上がりに合わせて上手く使い分けましょう。
BBクリームについて紹介してきましたがいかがでしたか?BBクリームの特徴や塗り方を覚えて、いつものメイクに上手く活用しましょう。