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アイラインの役割
目の縁に線を描くことで、魅力的な目元を演出する「アイライン」。
アイラインを引くことで、瞳に近い場所にあるまつげの根元が黒く埋まるので、
瞳の大きさが増して見え、さらにくっきり見せることができます。
また、アイラインの引き方で様々な印象に変えることが出来るので
アイメイクでは重要なポイントになります。
アイライナー選び
「アイライナーって色々な種類があってどれを選べばいいの?」と思ったことはありませんか?
大きく分けると「ペンシル」「リキッド」「ジェル」の3つに分かれます。
●ペンシルタイプ・・・アイラインが引きやすく、失敗しても修正しやすいので初心者におすすめ。
ペンシルアイライナーは、ナチュラルな仕上がりなのにまつ毛を濃く見せることが出来ます。
●リキッドタイプ・・・液状なのでツヤがあり、筆のあて方次第で、太い線も細い線も書けるので自由自在。
リキッドアイライナーは、くっきりとしたラインを引くことが出来るので、目力のある目元を演出できます。
また、たれ目ラインや際の細かいラインも引けるので、色々な目元を楽しみたい方におすすめ。
●ジェルタイプ・・・水や皮脂に強く、テクスチャーが柔らかいので書きやすく、初心者でも失敗しにくい。
ジェルタイプのアイライナーは、ブラシの使い方次第でラインの太さを調整しやすく、濃淡も自由に調整できる。
また、肌に密着するので落ちにくい、持ちもいいのでデートなどにもおすすめ。
これらの特徴や長所を理解した上で、あなたに合ったアイライナーを選びましょう。
また、色々試してみるのもおすすめです。
アイライン(粘膜)のやり方
まつ毛の隙間を埋めるために引くラインのことを「インサイドライン」といいます。
これはまつ毛の生え際の粘膜部分に描くアイラインのことです。
まつ毛とまつ毛の間の肌色をアイラインで埋めることでより目を大きく見せることができます。
このインサイドラインを引くことで、はっきりパッチリな目元になります。
インサイドラインは、ポイントを抑えれば失敗せずに引けます。
インサイドラインを引くポイントは?
●まぶたをしっかり引き上げる。
●目頭側を2~3mmあける。
●優しくタッチする感じで粘膜にラインを引く。
ペンシルアイラインの引き方
アイシャドウだけでは目元がぼやけてしまうので、
アイラインでパッチリ目元に引き締めましょう!
Step1.まつ毛の隙間を埋める
上まぶたをしっかり指で引き上げ、下を見ましょう。
この時、鏡を下に置くとまつげの隙間が分かりやすいです。
Step2.目頭から引きはじめまる
上まぶたをしっかり指で引き上げた状態で、
まずは目頭から目の中央まで、中央から目尻までと
一気にラインを引いたりせず、小刻みみ動かしながら
優しいタッチでまつ毛の隙間を埋めていきましょう。
※粘膜ではなく、まつ毛の隙間をうめるようにひくこと。
Step3.ラインをチェックしよう
目尻まで書き終えたら、ラインの太さやはみ出している部分がないかチエックしましょう。
ふんわりさせたい場合は、綿棒で軽くぼかしましょう。
Step4.自分好みのアイラインに仕上げて完成
アイラインで目元が引き締まり、ナチュラルかつ存在感のあるパッチリ目元の完成。
ラインをぼかしたので、やりすぎ感もなく自然な仕上がりに。
リキッドアイライナーの引き方
リキッドアイライナーは、筆の先端を生かした使い方が出来るのも魅力の一つです。
〈基本編〉
Step1.小指を顔につけると◎
リキッドはペンシルと違い、失敗してもぼかせず修正が大変です。
よって、リキッドアイライナーでまつげの隙間を埋める時は、
点を置くように引くか、短い線で少しずつ引くのが大切です。
小指を顔につけるとブレにくいのでおすすめ。
Step.2まつ毛の隙間を埋める
目は開けた状態で少し下を見ながら、まつ毛の隙間を点を置くように
埋めていきましょう。
目を閉じてしまうと、まつ毛の隙間を埋めるのではなく
その上の際に引いてしまうので要注意。
Step.3ラインをチェックしよう
ラインの太さやがたつきが気になる場合は、
乳液をつけた綿棒などで修正しましょう。
また、Step.2で引いたラインより上の目の際に引きたい場合は、
目頭から目尻まで目の際に一気にアイラインを引きましょう。
Step.4繊細かつ協調されたアイラインの完成
まつ毛の隙間を埋めるラインしか引いてませんが
しっかりとした目元になります。
目尻からオーバーして引くと目の幅を広げることが出来ます。
〈応用編〉
●はね上げライン・・・目尻を上げるようにアイラインを
目尻を上げるように引くことで、視線が上に集まります。
そうすることで、強く、そして女性らしい印象になります。
たれ目がコンプレックスの人にもおすすめ。
キリッとした中に可愛らしさもあり、魅力的です。
●黒目強調ライン・・・黒目の上が太くなるようにアイラインを
目頭から目尻までアイラインを引いたあと、黒目の上を一番太くなるように
アイラインを重ねて行きましょう。
黒目の幅が大きく見えて、クリクリで可愛い目元になります。
●囲みライン・・・下まぶたにもアイラインを
下まぶたにも目頭から目尻までまつ毛の隙間を埋めるように
アイラインを引きましょう。
海外セレブのような目力になります。
●ナチュラルライン・・・細いアイライナーを使おう
細いアイライナーを使い、目頭から目尻までまつ毛の隙間を埋めるだけ。
日常からきちんとしたシーンまで幅広く活用できます。
ナチュラルに目力をUPさせてくれます。
アイラインの入れ方
アイラインの入れ方にも様々な方法があります。
目の形によっても、似合うアイラインの入れ方や避けたほうがいいアイラインの入れ方があります。
これから5つのアイラインの入れ方と、そのアイラインの入れ方に適している目の形をご紹介していきます。
〈二重幅の半分の太さ〉・・・もっともポピュラーなアイラインの入れ方で、ラインを二重幅のちょうど半分の太さで入れる方法
こちらは、二重さんにもっともおすすめの引き方になります。
【末広型タイプの二重さん】・・・目尻の際の二重ラインを見せることが出来るので、デカ目効果が期待できます。
【平行型タイプの二重さん】・・・綺麗な二重幅を生かした、ナチュラルなデカ目効果あり。
〈極細〉・・・極細のアイライナーを使いまつげの上にラインを引く方法
こちらは、奥二重さんにもっともおすすめの引き方になります。
目尻の二重を生かして、デカ目に見せることが出来るのでイチオシです。
〈二重幅を埋める〉・・・二重幅を埋めるように、二重幅が見えなくなるまで太いラインを引く方法
こちらは、一重さんにもっともおすすめの引き方になります。
【一重さん】・・・2~3mm程度の幅の太いラインを引くことで、デカ目効果が期待できます。
【平行型タイプの二重さん】・・・二重ラインがくっきりしているので、やや太めに入れてもデカ目効果あり。
※注意※
ちなみに、奥二重さん・末広型タイプ二重さんは避けたほうがいい入れ方です。
奥二重さんの場合、太いラインを入れてしまうと、かすかに見える二重が見えなくなるのでNG
末広型タイプ二重さんの場合も太いラインを入れると、二重がつぶれてしまうのでNG
また、まぶたに付きやすいというデメリットがあります。
〈まつげを埋める〉・・・まつ毛の隙間を埋めるように、点を描くように入れる方法
こちらは、まつ毛の隙間を埋める入れ方なので、すべての目の形に合います。
目の輪郭を強調するので、とてもナチュラルな仕上がりになります。
〈目を囲む〉・・・目の下にもアイラインを入れて、目尻を囲む方法
こちらは、一重さんにもっともおすすめの引き方になります。
目の輪郭を強調してくれるので、デカ目に見せてくれます。やや太めに入れたほうがデカ目効果◎
※注意※
ちなみに、奥二重さんは避けたほうがいい入れ方です。
奥二重さんの場合、目を囲むとクールな目元が協調され、「怒っているの?」と言われかねないのでNG
※末広型タイプ二重と平行型タイプ二重の違い※
末広型タイプ・・・目頭から目尻に向かって徐々に二重幅が広がっていきます
平行型タイプ・・・目頭から目尻まで二重幅が一定なのが特徴。
まぶたにあまり脂肪がなく、すっきりとしたまぶたも特徴のひとつ
一重・奥二重のアイライン
一重まぶた・奥二重まぶたでも、アイラインで目元をぱっちりに見せたい!と思いますよね。
ポイントを抑えるだけで、簡単で綺麗、そしてぱっちりで魅力的な目を演出することが出来ます。
【一重さん】
一重の目をアイプチもつけまつげもなしで大きく見せよう。
◆涼し気なパッチリ目元
Step.1
インサイドラインは黒のアイライナーでくっきり感を強調しよう。
ペンシルアイライナーでまつげの下側から目の形をなぞるように
目頭から目尻までラインをひきましょう。
Step.2
見えるラインもペンシルアイライナーを使い、目頭から目尻まで描きましょう。
Step.3
下まぶたも、ペンシルアイライナーで目尻側にラインを引きましょう。
描く範囲は黒目の内側から目尻まで
※Step.2、Step.3ともに、黒目の上はやや太めに入れるのがポイント。
◆クリクリと丸いキュートな目元
Step.1
インサイドラインは黒のアイライナーでくっきり感を強調しよう。
ジェルアイライナーでまつげの下側から目の形をなぞるように
目頭から目尻までラインをひきましょう。
Step.2
見えるラインもジェルアイライナーを使い、目頭から目尻まで目の幅に合わせて引きましょう。
※目尻は伸ばさず切れ長感を抑え、丸みのあるクリクリ目元に。
Step.3
下まぶたは、ジェルアイライナーで黒目の下だけに太めのラインを引きましょう。
インサイドラインに、しっかりと入れ黒目を上下に拡大しデカ目効果を。
【奥二重さん】
二重の目をキツくない、ぱっちり目元にしよう。
◆奥二重の目のクールさ生かした、キュートな猫目風
Step.1
黒のリキッドアイライナーで上まぶたにラインを引きましょう。
目頭はまつ毛の根本にラインを入れ、目尻に向かうにつれ
徐々にラインを太くしていきましょう。
※この時、二重線は塗りつぶさないように注意しましょう。
Step.2
目尻までラインを入れ終えたら、跳ね上げる様に目尻を少し伸ばします。
跳ね上げる様に少し伸ばすことにより、キュートな愛され猫目風になります。
Step.3
下まぶたは、黒目の外側から目尻まで、跳ね上げたラインとつなげて「く」の字になるように
下まぶたも立体的な目元を演出しましょう。
◆目尻の二重幅を強調して、ナチュラルなデカ目に
Step.1
黒のリキッドアイライナーで上まぶたの際にラインを引きましょう。
まつ毛の隙間を埋める感じで際にラインを入れるのがポイントです。
見えやすい目尻は少しだけ太めに入れましょう。
※まぶたに隠れている部分は、にじみがちなのでアイラインは引かなくてOK
Step.2
目尻まできたら、目尻の部分を少し下げてアイラインを描きましょう。
デカ目効果があります。
Step.3
ナチュラルなデカ目を作りたいので、下まぶたにはアイラインは引きません。
アイラインの代わりに、下まつげにはマスカラを塗りましょう。
自然なデカ目の完成です。
アイラインで変える目の形
アイラインの引き方次第で、切れ長の目にさせたり、目をパッチリ大きく見せたり
たれ目を改善したりと印象は大きく変わります。
いつもと違うアイラインの引き方で、なりたい自分を演出しましょう。
〈目の横幅を広げたい〉
ペンシルアイライナーを使いアイラインを引きます。
上まぶたは目尻を太めにいれ、下まぶたは、黒目の外側から目尻まで細く引きましょう。
上下の目尻で「く」の字になるようにつなぎ、ぼかすことで切れ長の目になります。
〈目の縦幅を広げたい〉
上まぶたは、目頭から目尻までラインを引きます。この時、黒目の上は太くラインを入れましょう。
下まぶたも、黒目の下だけにラインを引きます。
そうすると、縦幅のある丸くクリクリした印象の目元になります。
〈タレ目を何とかしたい〉
上まぶたは、目頭は細くアイラインを入れ、黒目の上あたりから徐々にラインを太くしていき、
目尻の終わりから数ミリ長くはみ出して、上に跳ね上げるようにラインを引きましょう。
キリっとしたクールな印象の目元になり、気になる目尻の位置が上がって見えます。
〈つり目がイヤ〉
上まぶたは、目頭から目尻までリキッドアイライナーを引きます。
目尻まで引いたら目尻の下がっているラインに沿って2~3mmオーバーしてラインを引きましょう。
目尻の三角になっている部分を縁取り、ペンシルアイライナーで埋め、ぼかして仕上げましょう。
これでタレ目の印象になります。
〈離れた目を近づけたい〉
上まぶたの目頭側を太く、目尻にいくにつれて細く描きましょう。
そうすると、目頭を切開したように目か近づいて見えます。
〈寄り目離したい〉
上まぶたは、黒目の上からラインを引きはじめ、目尻は長めにラインを入れましょう。
下まぶたは、目尻1/4のみ入れましょう。
アイラインの悩みQ&A
ここでは、アイラインのことで気になる疑問をあげ、解決方法をご紹介します。
Q.アイラインが下まぶたに落ちて、パンダ目になってしまいます。
A.下まぶたに、しっかりとフェイスパウダーを塗りましょう。
ファンデーションの油分などで、アイラインの成分が溶け落ちてしまうことがあるので
下まぶたにはフェイスパウダーをしっかりと塗っておきましょう。
ちなみに、パンダ目になってしまったときのメイク直しは、
目元の油分を軽くティッシュオフしてから、乳液を軽くつけためん棒で黒くなった部分を落とします。
そのうえからファンデーションやコンシーラーを塗り、
さらにペンシルアイライナーで描いたあと、綿棒で軽く抑えます。
Q.リキッドタイプのアイライナーを失敗した時は、どうしたらいい?
A.お湯で落ちるタイプなら乾いた綿棒で、落ちないタイプはファンデーションで落としましょう。
使っているリキッドアイライナーがお湯で落ちるタイプなら、慌てずに固まるまでそのまま少し時間を置いて
固まったら乾いた綿棒で軽くこすって落としましょう。
落ちないタイプのものは、クリームorリキッドファンデーションを綿棒につけてアイラインを軽くこすると
油分でおおむね落ちるので、あとはファンデーションを重ね塗りし、もう一度アイラインを描きましょう。
Q.アイラインがガタついて上手く描けません。
A.ひじor指を固定すると上手く描けます。
机にひじを、顔に小指をつけるとブレにくく綺麗に描けます。
また、鏡を下に置くとまつげの隙間も分かりやすく埋めやすいです。
Q.跳ね上げラインを上手く描けません。上手く描く方法っはありますか?
A.跳ね上げる部分を先に描くと上手くできます。
いつも通り目頭からアイラインを描くのではなく、先に目尻の跳ね上げ部分だけを描きましょう。
上まぶたを少し上へ持ち上げた状態で、目尻から3mm程度やや上向きのライン(跳ね上げる感じで)を描きましょう。
その後に、目頭から目尻にかけてアイラインを引き、先に描いた跳ね上げラインとつなげると
失敗なく楽に描けるのでおすすめです。
どうしても自信がない方は、ペンシルアイライナーで下書きをし、その上から重ねて描くという手もあります。
慣れてきたらリキッドやジェルアイライナーに挑戦しましょう。
Q.インサイドラインを上手く描けません。上手く描く方法は?
A.乾いた綿棒で粘膜をぬぐってから描きましょう。
粘膜がぬれていると、にじんだりしてラインが上手く描けません。
Q.ジェルアイライナーはどのような時に使うのでしょうか?
A.アイラインを綺麗に見せたい時や、跳ね上げラインを描くときに便利です。
ジェルアイライナーは落ちにくく、発色がいいのが魅力です。
目力が欲しいときや、囲みメイクで目のフレームはっきりさせたい時に
ジェルアイライナーでインサイドラインを引くことが出来ます。
テクスチャーが柔らかく描きやすいので、初心者におすすめです。
Q.目が大きくてアイラインが似合わない・・やりすぎに見えてしまいます。
A.黒以外のカラーを使うか、アイラインを入れないメイクをしましょう。
アイラインを入れることでやりすぎに見えてしまう場合は、引き算メイクで
黒以外の【ブラウン・ネイビー・オリーブ】などの明るめなアイライナーがおすすめです。
もしくは、アイラインをひかずに代わりにアイシャドウを使いましょう!
濃い色のアイシャドウを目の際に入れてアイラインの代わりにする方法です。
アイラインは必ずしも入れなくてはならないものではないので、元々ぱっちりした目元なら
アイラインを入れなくても十分かもしれません!
いかがでしたでしょうか。
アイラインの役割や引き方・基礎知識についてご紹介しました。
入れ方次第で様々な目元を演出できるアイライン!
その日の気分に合わせて、アイラインの入れ方を変えてみるのもおすすめです。
是非、色々なアイラインを試してみてください。