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アイメイクの役割
目元を印象的にする「アイメイク」。
アイシャドウ、アイライン、ビューラー、マスカラを使ってより目をぱっちりと大きく魅力的に見せたいですよね。
最近はただ大きく見せるやり方よりも、ナチュラルで抜け感のある目元が素敵。
印象的な求心力のある目って、目が大きいよりもとても大切なことかもしれません。
瞳は眼球の中にあり、目元はこの眼球を囲むように作られています。
目元の構造って、正面からみると分かりずらいですが、
斜め横から見ると、わずかながら凸凹でできています。
これを際立たせることが美人な目のポイント。
・まぶたの中央は眼球が盛り上がっている場所。光を多くうけます。
・まつ毛の根本や目尻は、奥まった箇所です。特に目尻は天然のアイライン。
・涙袋のふくらみは横からみると立体的です。
●アイメイク成功のコツ●
これらの凹凸感を最大限に生かすことが、アイメイク成功のコツ!
目を大きく見せようと頑張りすぎは禁物。素の部分をすべて隠そうとするのは勿体ないですよね。
目尻にもばっちりコンシーラーやファンデーションで覆い隠してからアイメイクを始めようと思っていませんか?
大切なのは、自分の顔や目の個性を大切にすること。素の部分は残しつつ、凹凸のメリハリで抜け感を意識して。
これらを意識して、アイメイク上手になりたいですね!
アイメイクで使うコスメ
アイメイクを始まる前に、アイメイクで使用するコスメやアイテムをおさらいしておきましょう。
①「アイシャドウ」
アイシャドウは目元に立体感を与えたいときや印象を変えたいときに役立ちます。
色選びは、自分の肌に合う色を選びましょう。
ポイントメイクの中でも一番印象を変えられるアイシャドウ。
アイシャドウをはじめにおいたところが強くつき、そこを起点にグラデーションを作っていきます。
その位置によって可愛くもクールにもなる他に、目の形の補正にも役立ちます。
指、チップ、ブラシなどの道具で濃さも自由に操ります。
②「アイライナー」
大きく分けて3種類。芯の種類によって分かれます。
自分が使いやすいものや、なりたいイメージを元に選びましょう。
・「ペンシル」…鉛筆のように芯を削るタイプ、繰り出し式のタイプがあります。
ぼかすことも可能なのでふんわりと印象つけられます。ナチュラルなラインを引きたいときに。
・「リキッド」…筆状になっていて、太さも様々。細いものほどナチュラルな仕上がりに。
粘膜にひく「インサイドライン」は、まつ毛の生え際の粘膜部分に描くアイラインのことです。
普通にかくよりもはっきりパッチリな目元になります。ハネ上げラインを描きたいときに。
・「ジェル」…発色がよく滲みにくいジェル。印象的な目元にしたいときに。
③「ビューラー」
自分の目のカーブに合うもの、しっかり上がるものを選びましょう。
最近は日本人の目のカーブに合うように作られたものが多く出回っています。
まつ毛をカールさせて目をぱっちりと、横からみてもきれいに見せてくれるビューラー。
・「ビューラーのゴム」について
ビューラーのゴムの変え時について2か月に1度は変えるという説もありますが、
スジが出来た時点で、ゴムの変え時のサインです。
この割れ目に毛が挟まって抜けてしまうからです。
④「マスカラ」
長さやボリューム、濃さ…印象を変える、タイプも様々なマスカラ。
アイシャドウやアイラインのあと、目元の印象を変えるもうひとつ必要なマスカラ。
ビューラーでまつ毛をカールしたあと、マスカラをまつ毛に塗ります。
これがあるとぼんやり感のある目元もきゅっと引き締まります。
・「ボリュームタイプ」…細く少ないまつ毛をしっかり太く見せてくれます。
・「カールタイプ」…まつ毛を上向きにさせたいときに。
・「ロングタイプ」…まつ毛を長くみせたいときに。
なりたいまつ毛のイメージをして選びましょう。
ロングとカールの2種類の重ね付けというテクもあり。
⑤「ブラシ」などの道具
アイシャドウブラシ、チップなど、アイシャドウの塗り方によって、太めのものや細めのものなど揃えておくと便利です。
・「チップ」
はっきりと色をつけたいときに使います。
ラインのように使ったり、ぼかしたりと使えます。
一番濃くしたい場所に最初に色をのせて描きます。
ペンシルタイプのアイシャドウを入れた後に細めのチップでぼかしたりしてもOK。
・「ブラシ」
大きめ…やわらかい大きめのブラシなら、淡く色をアイホール全体に付けられます。
小さめ…硬めで短い毛先のブラシ。目のフレームラインにつけたいときに役立ちます。
・「指」
自分の指を使ってつけます。
クリームタイプのアイシャドウなどをつけるときに役立ちます。
色をぼかすときや、アクセントをつけるときにも指でカバー。
指は万能な道具なのです。
⑥「コンシーラー」
目元のトラブル(クマなど)をカバーする時に使用します。
クマのタイプによって、コンシーラーの色を選びましょう。
・「青クマ」(原因:血行不良、遺伝など)→オレンジのコンシーラーを
・「茶クマ」(原因:色素沈着、乾燥、日焼け)→イエローのコンシーラーを
・「黒クマ」(原因:加齢、むくみ、筋肉の衰え)→ベージュ、オークル、パール系
⑦「下地」
目元専用の下地より、コントロールカラーでOK。
ブルーのコントロールカラーをまぶたにしこめば、すっきりとした目元になります。
ベースメイクをするときに目元にちょこんと塗って。
まぶたのむくみにも効果的です。
ブルーのコントロールカラーを塗るときは本当に少量でOKです。
多く塗ってしまうと不自然になるので、ポイント使いで。
アイメイクの必要な名称を知っておく
正式名称を頭に入れておくことで、メイクのプロセスややり方が理解できるはず!
・「眉山」(眉山(まゆやま)。眉の一番高い部分)
黒目の外側~目尻の延長線上が眉山の理想的な位置といわれています。
・「眉頭」(眉頭(まゆがしら)。眉の、眉間(みけん)に近い部分です。)
この部分の間が狭いほど、求心的な外国人風のほりの深い目元になります。
・「眉下」(眉下(まゆした)。眉の下の部分です。)
・「アイホール」(目頭と目尻を半円状にむすんだ場所です。)
目の上の半円状の部分。眼球と周囲の骨の骨の境にくぼみがありますよね。
指で押して確認してみましょう。このくぼみがアイホールのアウトラインです。
アイホールに広げるとは、このアウトラインまでシャドウを入れることをいいます。
・「上のフレームライン」(目の上の額縁、輪郭の形のこと。)
・「下のフレームライン」(目の下の額縁、輪郭の形のこと。)
・「目頭」(目の、鼻に近い方の端のこと。)
・「目尻」(目の、耳に近い方の端のこと。)
各場所を把握しておきましょう。
アイメイクの基本とプロセス
|アイメイクに入るまえに目元を整える|
①ベースメイクが完成したら、アイブロウ、アイメイク(アイシャドウ→アイライン→マスカラ)と続いていきますが、
その工程に入る前に目の周りを優しくティッシュオフしましょう。軽くでOKです。
アイシャドウやマスカラが落ちてパンダ目になりやすい人は、もしかしたら油分が原因かも。
パウダーでサラサラの状態にしてからアイメイクに取り掛かるようにしましょう。
②その次にフェイスパウダーをパフにとり、余分な粉を払ってから、目の周りにのせていきます。
こうすることでアイシャドウやアイメイクのノリが良くなりますし、肌の余分な油分によるメイク崩れも防げます。
1.アイシャドウをぬる
アイブロウで眉を整えたら、アイシャドウを塗っていきましょう。
ポイントメイクの中でも一番印象を変えられるアイシャドウ。
アイシャドウをはじめにおいたところが強くつき、そこを起点にグラデーションを作っていきます。
・3色入りのアイシャドウを使う
3色入ったアイシャドウパレットにはそれぞれ役目があります。
一番明るい色のハイライトカラーは眉下からまぶた全体にのせます。骨格が際立つ役目もあります。
次にミディアムから―をアイホールに入れて影と奥行きを出します。
最後にダークカラーで目のラインに沿ってキワにいれ、目元を引き締めます。
・1色(単色カラー)のアイシャドウを使う
最近は単色で陰影を出すナチュラルな傾向が強いです。
お気に入りの色を1色を手やチップにとったら、まぶたにのせて。
重心による見え方の違い
・「目頭重心」…アイホールの目頭側にいちばん高さがでるグラデーション。目と目の距離を近づけたいときにおすすめ
ノーズシャドウと合わせて組み合わせれば、外国人風メイクに。
・「黒目重心」…目の中心に高さを出します。目を大きく丸くみせたいときにおすすめ。キレイよりカワイイ系に。
・「目尻重心」…目尻の部分にいちばん高さを出したり、目尻よりも長さを出します。求心的に見える目を和らげるほか、クールで切れ長な目にしたい人に。
2.アイラインを引く
リキッドか、ペンシルかでイメージも変わってきます。
・「リキッドアイライナー」
くっきりはね上げたいときに。
1.まつ毛の生え際上の、目尻側半分からラインを引き始めましょう。
きわに筆先をあてて徐々に目尻にながします。
目尻よりも5ミリほど出す感覚で長めに引いていきます。
そして目の中央から目頭を描いていきます。
2.先ほどのラインの引き終わり部分に筆をあて、目尻のキワへ向けて三角形になるように描いていきます。
ここがハネ上げ部分です。
3.最後に、ナチュラルな仕上がりにさせるためにめん棒でくっきり感をおさえて完成!
・「ペンシルアイライナー」
ナチュラルに仕上げたいときに。
STEP1.目尻から目頭に向かって描いていきましょう。
まつ毛の生え際を埋めるようにするのがポイント。
ペンシルは左右に小刻みに揺らしながら。
STEP2.描けたら、最後にめん棒で馴染ませます。
はみ出した部分もここで修復しましょう。
3.マスカラ・ビューラーでまつ毛をカール
マスカラを付ける前にビューラーでまつ毛をカールさせましょう。
ポイントは、「360度全方位に広げるように」
まつ毛の先をより遠くに伸ばせば、目自体のサイズが大きく見えるのです。
では、ビューラーの詳しいやり方を見ていきましょう!
ビューラーのやり方
STEP1.まつ毛の根本にしっかりビューラーをあてましょう。
そして軽く握り、立ち上げますが、1度ではなく3回ほどに分けてくっくっと、形を作っていきます。
この時3~5秒ほどキープさせるのがコツ。カールキープ力が増します。
ひと握りごとに位置を上の方にずらしていきましょう。
STEP2.1の工程同様、今度はまつ毛の中央から少しずつ位置をずらしながらカールします。
上向きに形づくようなイメージで。
STEP3.まつ毛の先までカールさせます。
この毛先までカールさせる工程は意外に忘れがち。
まつ毛の先も軽く1~2回握りながらカールさせると、理想的なカールが完成します!
マスカラのやり方
STEP1.液だまりをティッシュオフ
マスカラをまつ毛に付ける前に、ティッシュオフを。
特にブラシの先端は液が溜まりやすいので軽くティッシュオフ。
マスカラが勿体ない!と思ってしまいがちですが、だまになってマスカラメイクが失敗するよりは勿体なくないですね。
STEP2.中央からぬっていきます。
まずは上まつ毛の中央から塗っていきましょう。
根本に深くマスカラブラシを押し入れ、軽くゆらゆらと左右に揺らしでマスカラ液をつけていく感じで。
毛先まで引き抜きます。
STEP3.次は目頭
ブラシを立て気味にして根元に入れて、眉間の方向へ引き抜いて。
360度を意識していきます。
STEP4.目尻にも
目尻のまつ毛は、こめかみの方向に行くようにななめにブラシをあてます。
この時ブラシでぐっと押すようにして。
STEP5.根本にもう一度ON
ここで根本にはさらにブラシを縦に、先端で液を重ねていきます。
1本1本丁寧に!
STEP6.下まつ毛につけていきます。
毛先にのみマスカラ液をつけます。
次にまつ毛の根元からまつ毛を放射状に開いていきます。
ここでの順番は、中央、目頭、目尻の順番に。
STEP7.縦方向にして仕上げを
ブラシを縦に持ち替えて、下まつ毛の最終調整。
もし途中でくっついてしまった場合は、乾く前にコームでとかす様にしてケア。
アイメイクの全工程が終了ですSTEP!
アイメイクのアイテムごとに大事な役割があります。
それぞれの大事な役割をみていきましょう。
アイシャドウの役割
→「目元の陰影を強調して、奥行き感をつくる役割」
アイシャドウを塗ることで、ツヤや奥行きをつくることができます。
ポイントメイクの中でも一番印象を変えられるアイシャドウ。
アイシャドウをはじめにおいたところが強くつき、そこを起点にグラデーションを作っていきます。
その位置によって可愛くもクールにもなる他に、目の形の補正にも役立ちます。
指、チップ、ブラシなどの道具で濃さも自由に操ります。
アイラインの役割
→「くっきりとした目に!目元に強さをプラスする」
アイラインは、アイライナーを使ってまつ毛の間を埋めて目のフレームをはっきりさせること。
つり目やたれ目の補正、目の輪郭をとって目ヂカラをアップさせます。
黒目の黒とつながっているように見え、これが目ヂカラと目を大きく見せてくれます。
マスカラの役割
→「目を360℃ワイドに拡大させる」
長さやボリューム、濃さ…印象を変えるマスカラメイク。
アイシャドウやアイラインのあと、目元の印象を変えるもうひとつ必要なマスカラ。
ビューラーでまつ毛をカールしたあと、マスカラをまつ毛に塗ります。
これがあるとぼんやり感のある目元もきゅっと引き締まります。
普段何気なく使っているアイテムですが、それぞれに意味があります。
これらの役割を知って、それぞれを使いこなせるようにしたいですね。
二重の人におすすめアイメイク
あれこれと重ねすぎるアイメイクは重たくなり抜け感がだせないのでNG
STEP1.アイホールに広めのシャドウを塗ります。
ハイライト効果のあるのシャドウをアイホール全体に塗ります。
幅の広めのチップを使って、車のワイパーのように左右往復させます。
STEP2.目のキワに締め色を
アイホールにベージュのシャドウを重ねます。
目のキワに締め色となるブラウンを入れます。
STEP3.目尻からスタートしてアイライナーでくっきり目を。
目尻はハネ上げず、まつ毛の1本の長さ分くらいですっと描いて。
STEP4.マスカラを塗る
よりナチュラルが好みの方は上まぶたのみマスカラを塗っていきましょう。
一重・奥二重の人におすすめアイメイク
一重・奥二重さんは締め色のブラウンで仕上げます。
アイラインを引かない方法でやってみてください。
STEP1.アイホールの広めにクリームシャドウをベースとして塗ります。
そのうえからパウダーのベージュシャドウをON
STEP2.目を開けたときに見える位置まで広めに締めのブラウンを入れます。
まぶたが被りやすい一重、奥二重さんのアイメイクのコツです。
STEP3.下まぶたにシャドウを
アイラインをいれないことで、柔らかさを出しています。
どうしても物足りないときは下まぶたにもブラウンをいれて。
アイメイクの悩みQ&A
Q.アイメイクをやりすぎると頑張りすぎ感が出てしまいます!
A.アイライン重視にしてアイシャドウを淡くいれましょう。
アイラインもアイシャドウも両方頑張ってしまうと、昔っぽいイメージに。
引き算してアイラインを重視してメイクしましょう。
アイラインは目尻だけ短くハネ上げ。キュートに大人っぽさが加わります。
アイシャドウでアイホールにツヤと輝きを与えたら、アイライナーで短くハネ上げを。
A.ビューラーをせずにマスカラを塗るのも手!
ビューラーは必ずしもやらなければならない訳ではありません。
マスカラでカールさせるように塗れば十分という場合も。
ナチュラルな目元に男性ウケもばっちりなはず。
Q.アイラインは黒とブラウン、どちらがいいの?
A.黒は時代遅れ!
黒のラインはまつ毛の根本だけに忍ばせて。黒だけだと頑張った感が出てしまいます。
太さを出したいならブラウンで充分です。
Q.自然に目を大きくみせる方法は?
A.アイシャドウを2回に分けて塗りましょう。
STEP1.1回目のアイシャドウを塗ります。
淡い色でアイホールをトーンアップさせます。
目尻から目頭へ向かって伸ばして。
STEP2.アイラインを入れます。
めず目尻に印をつけましょう。仕上がりの場所をきめておけば引きやすいです。
目頭から最初につけた印までを引いていきます。
めん棒で整えます。
STEP3.2回目のアイシャドウを入れます。
アイラインを馴染ませるためにも、濃いめのシャドウはアイラインのあとに塗っていきます。
アイラインの上から締めの色を重ねます。
下目尻にもちょこっと足して、さらにヂカラをプラス。
最にマスカラを塗っていきましょう。
いかがでしょうか?
メイクのトレンドに合わせて、抜け感のあるやりすぎないアイメイクが主流ですね。
やりすぎもNGだし、ぬけ感を出し過ぎて間延びしちゃうのでは?と心配だけど、
アイメイクってさりげない自然なものが一番。
素の自分に自信をもって、カバーしすぎないアイメイクを目指しましょう!