顔が大きく男性っぽい印象を与えてしまう「エラ張り」や、顔がむくんで老けた印象を与える「下膨れ」生まれつきだからと諦めていませんか?
実はマッサージやトレーニングで解消することができるんです!少しでも理想の顔型に近づけるためのポイントを紹介します。
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エラ張りとは?
顔の輪郭「エラ」とよばれている部分が張っている人のことを言います。エラ張りの原因は生まれつきの骨格だけではなく、奥歯をかみ締めるクセなどで「咬筋(こうきん)」という大きな筋肉が鍛えられるのも原因のひとつです。
下膨れとは?
顔の下部、頬から下の部分が膨らんでいる人のことを言います。比率にすると縦2:横3と横に広い輪郭なので、理想的を言われている卵型よりも、丸くふっくらとした印象を与えます。
エラ張りの原因は?
エラ張りは生まれつきの骨格によるものもありますが、ものを噛む時に使う筋肉「咬筋」の発達や「リンパの滞り」も大きな要因になります。
咬筋の発達▶︎「咬筋」はものを噛む時だけではなく、力を入れる時に食いしばったり、ストレスや就寝中の歯ぎしりなど、無意識のうちに使っている場合があります。仕事中パソコンを使っている時や何かに集中しているときも要注意です。
このように「咬筋」を使うことで必要以上に発達し、エラ張りの原因になってしまいます。特に左右のエラの大きさが違うという方はこの筋肉の変化が大きく関係しています。
リンパの滞り▶︎耳の下やエラの周りにはリンパ節があります。このリンパ節がつまることで顔全体のリンパの流れが滞り、エラが張って見えるようになります。
下膨れの原因は?
下膨れの原因は、顎と頬の表情筋の衰え、顔のむくみなどが考えられます。
顎と頬の表情筋が衰える▶︎頬や顔が重力でたるみ、丸みを帯びた下膨れになってしまいます。
顔のむくみ▶︎重力で水分が顔の下に溜まりやすくなることで、下膨れになってしまいます。
リンパの滞り▶︎エラ張りの原因と同様、リンパ節がつまることで顔全体のリンパの流れが滞り、下膨れに見えるようになります。
エラ張り・下膨れの有名人
エラ張りを理想の顔型に近づける髪型の工夫
【ポイント▶︎前髪】
角ばった印象を和らげる為に、前髪を少し斜めに流してエラや下膨れをカバーしましょう。
【ポイント▶︎顔周り】
トップや顔周りの髪は丸みを帯びた形にさせ、曲線と動きを出すと女性らしい印象になります。ボリュームのない前髪や分け目をはっきりつけてしまうと、エラを強調させるので注意しましょう。
【ポイント▶︎シルエット】
正面から見たときのヘアスタイルのシルエットがひし型に見える「ダイアモンドシルエット」が理想的な形です。
<おすすめの髪型>
ロング:フェイスラインをふんわりさせ空気感を出す。下に重さを出したヘアスタイル。
ショート:前髪を斜めに下ろし、襟足のボリュームを抑えたふんわりボブスタイル。
下膨れを理想の顔型に近づける髪型の工夫
【ポイント▶︎前髪】
顔の輪郭が横の幅に対して縦の幅が狭いので、前髪に分け目を作り「縦」の印象を強くする事が下膨れを理想の顔型に近づけるポイントです。
【ポイント▶︎顔周り】
頬の部分に丸みを帯びているのに顔周りの髪の毛が直線的だと、頬だけ浮いた印象になり顔が大きく見えてしまいます。顔周りの髪はカットで丸みをつけるか、パーマをかけることで下膨れを理想の顔形に近づけるヘアスタイルにする事ができます。
【ポイント▶︎シルエット】
正面から見たときのヘアスタイルのシルエットがひし型に見える「ダイアモンドシルエット」が理想的な形です。
下膨れの方は、頬よりも高い耳あたりにウェイトをおきます。全体の印象を上に、目線が上に向くようにすると頬をカバーできます
<おすすめの髪型>
ロング:前髪はセンターパートか斜めに下ろし、サイドは顔まわりの輪郭に沿うようにレイヤーを入れたスタイル。
ショート:トップにボリュームを出し、頬かた下の位置の髪を輪郭に沿うようにカットします。
エラ張りを理想の顔型に近づけるメイクの工夫
エラが張った部分にシェーディングを入れて、影でフェイスラインを削りましょう。
1.額からこめかみ、エラが張った部分、あごにかけてシェーディングを入れます。(なりたい顔の形をイメージしながら)
2.スポンジを使い、まずフェイスラインの外側にぼかします。そのあと内側にもどしながらなじませて自然な影を作ります。
下膨れを理想の顔型に近づけるメイクの工夫
下膨れをカバーする為に、ハイライト・シェーディング・チーク、この3アイテムを上手く使っていきましょう。
【ハイライト】
額と鼻筋のT字ライン、顎先、目の下は下向きの三角形を描くようにハイライトを入れます。
【シェーディング】
頬骨の下からエラにむかって、シェーディングを入れます。なりたい顔の形をイメージしながら、少しずつ入れていくのがポイントです。
【チーク】
頬の下部を目立たないようにする為に、頬骨に沿って横長に入れます。頬骨に沿って入れると縦のラインが強調されてしまうのでNGです。
エラ張りを理想の顔型に近づけるマッサージ方法
咬筋の発達が主な原因のエラ張りの方は、咬筋の”コリ”をほぐすマッサージをしましょう。
<エラのコリほぐしマッサージ>
朝・昼・晩の3食、食事をした後にするのがオススメです。
1.エラ〜頬にかけてマッサージクリームを塗ります。
2.咬筋(奥歯を噛み締めたときに、耳の内側のエラの上のポッコリした部分)の場所を確認します。
3.口を軽く開けます。
4.人差し指・中指・薬指の3本の指で、2の部分をマッサージします。
5.円を描くようにマッサージしながら、たまに3本の指で軽く押します。
6.30秒〜1分繰り返しましょう。
<リンパマッサージのやり方>
エラ張りの方だけではなく、下膨れの方にも効果的なリンパマッサージです。
1..首の上から下、鎖骨の上からバストまで優しくさすり、鎖骨のリンパをほぐします。
2.額の中心に両手の人差し指・中指・薬指をあてます。
3.6本の指を額に軽くめり込ませるイメージで、額の中心から外側に指を滑らせます。
4.こめかみまできたら、耳の前から首筋→鎖骨まで指を滑らせます。
5.手順2〜4までを3回繰り返します。
6.手をグーの形にして、人差し指と中指の第二関節であご部分をはさみます。
7.そのままフェイスラインにフィットさせながら、あご→耳の下まで引き上げるようにグイーっと持ち上げます。
8.そのまま耳したから首筋→鎖骨まで流します。
9.手順6〜8を3回繰り返します。
10.耳下を指1本でクルクル円を描くようにマッサージします。
11.そのまま首筋→鎖骨まで流します。
12.手順10〜11を3回繰り返します。
手順1〜12までを10分ほどかけてゆっくり行いましょう。
下膨れを理想の顔型に近づけるトレーニング方法
表情筋の衰えやむくみが主な原因の下膨れの方は、舌を使ったトレーニング&口角を上げるトレーニングで解消させましょう。
<舌回しトレーニングで下膨れを解消>
舌回し運動をして表情筋を動かすことで顔の血流を良くしていきましょう。血行が良くなると余分な水分や老廃物が流れやすくなり、下膨れ解消に!
1.唇を閉じたまま、舌を上唇と上の歯の間に入れます。
2.上の歯の外側に沿って、口の中を1周グルっと舌を回します。(1周につき2秒~3秒をかけて舌を回します。)
3.右回りを20回、左回りで20回行います。
4.左右20回ずつを朝晩1セット行いましょう。
舌回しトレーニングは下膨れが解消する以外にも、顔痩せ効果・ほうれい線改善・目のむくみがとれるなど、嬉しい効果が沢山!
<笑顔トレーニングで下膨れを解消>
笑顔で口角をキュッと上げて下膨れを解消しましょう。
1.割り箸を前歯で軽く噛みます。
2.割り箸よりも口角が上にくるように、口角を上に引き上げます。(口角を上げられなければ、頬に手を添えて引き上げてもOK!)
3.そのまま30秒キープ。
4.一旦口角を下げ10秒休憩、また口角上げて30秒キープ。
5.手順2〜4をワンセットとして、3回繰り返しましょう。
エラが張っていたり下膨れが原因で、顔が大きく見えてしまうのはもったいないですよね。カバーするメイク方法を取り入れ、効果的なマッサージ方法やトレーニングを続けて、理想のフェイスラインに近づけましょう!