MENU
マッサージって大切なの?
皆さんはマッサージを日頃から取入れていますか?マッサージをすると、顔のむくみを取ってくれたりフェイスラインをスッキリとさせてくれたりと嬉しい効果がたっぷりなのです!マッサージ方法を身につけてむくみしらずな顔を目指してみましょう!
美顔にはマッサージが効果的
美顔への一歩
顔の筋肉のコリを優しくほぐして正しい状態に戻す事が美顔への第一歩です。筋肉が十分ほぐれて弾力のある状態に戻ったら、顔全体のゆがみを取り除いていきます。
人の身体には血管と同じようにリンパと呼ばれる管が身体の中を網羅しています。必要ではない二酸化炭素や老廃物、余分な水分などは静脈が約80%回収し、残りの約20%をリンパ管が回収しています。
顔のむくみやコリはリンパがつまってしまい老廃物がスムーズに流れていないことが原因のひとつですが、リンパには心臓のように押し出してくれるポンプが存在する訳ではありません。リンパのつまりを解消する為には筋肉をほぐしてマッサージなどで圧をかけることが必要です。圧をかけることによって深層部のリンパを刺激します。これを行う事で顔の組織の奥深くから活性化し、新陳代謝を促す事が出来るのです。
顔周りの主な筋肉
顔周りには、想像しているよりも筋肉がたくさんあります。皆さんも一度は耳にした事があると思いますが、前頭筋や側頭筋を始め、鼻根筋や眼輪筋、口輪筋、頬筋などを含む14つの主な筋肉で成り立っています。
それぞれの大まかな位置としては、前頭筋はおでこのあたり、側頭筋はこめかみのあたり、鼻根筋はみけんのあたり、皺眉筋は眉毛のあたり、眼輪筋はまぶたのあたり、上唇鼻翼挙筋は鼻のあたり、上唇挙筋は眼の下あたり、小頬骨筋は上唇挙筋の斜め下(頬側に)あたり、大頬骨筋は頬骨の近くあたり、頬筋は頬のあたり、咬筋は頬筋の斜め下(外側に)あたり、口輪筋は唇の上あたり、オトガイ筋は顎の当たりに位置しています。
表情筋のつき方
身体と顔とでは筋肉の付き方が異なっていて、顔はお肌のすぐ下に表情筋がついています。そのため、皮膚とともに筋肉がずり落ちてしまって顔がたるんだというような事にならないように、効果的なマッサージが必要となってきます。
基本的なフェイスマッサージ
ハリや潤いのある若々しいお肌を保つ為には、皮膚の上からのケアももちろん大切ですが、お肌の内側から良くしてあげる事が大切です。
お肌そのものの血流を良くする為に、基本のマッサージ方法を試してみましょう!
基本的なマッサージ方法
マッサージをする際は滑りをよくするためにクリームやオイル、乳液などを使用してマッサージをしていきましょう。
両手を使って顔の内側から外側へ、下から上へ動かすのが基本的な流れです。マッサージ方法としては、おでこは中心かららせんを描くように動かす、小鼻は上下に指を動かし口まわりは下唇の中心から上唇の方へ動かします。
目のまわりの皮膚は他の部分よりも薄く繊細でデリケートなので、やさしくマッサージしてくださいね!
顔のリンパマッサージとリンパの流れ
むくみを取る方法
マッサージにも様々な方法がありますよね。ここでは顔のリンパ節、リンパの流れに沿って老廃物を流す基本的な手順をご紹介していきます。
主なリンパ節
マッサージをする際にポイントとなってくるリンパ節は主に、耳の下あたりに位置する耳下腺リンパ節、耳の後ろあたりにある後頭リンパ節、耳下あたりからアゴまでのラインの丁度真ん中あたりに位置する上深頸リンパ管、上深頸リンパ管から真下に下がり鎖骨の少し上あたり、首の途中に位置するリンパ本幹、アゴの下あたりに位置する顎下リンパ節と5つあります。
リンパを流すマッサージ方法
それではリンパを流す方法をご紹介していきます。
1.上深頸リンパ管、耳下腺リンパ節、顎下リンパ節、後頭リンパ節、リンパ本幹などのリンパ節を、指の関節などで押しほぐします。
2.次に、顔の外側へ軽く圧をかけながらマッサージをしていきます。最後に上深頸リンパ管の耳の下から鎖骨の方に向かって押し流していきます。
むくみをとるマッサージ方法
1.小指を鼻のわきにあて、頬を包み込みます。ゆっくりと圧を加えるようにジワッと押さえていきます。この時に皮膚をこすったりしないように気をつけて下さい。こすってしまうと摩擦を与える事になり、お肌にダメージを与えてしまうことになってしまいます。
2.おでこは上に向かって軽く指で圧をかけます。小鼻を軽く押したら、耳下腺も軽く押します。
1.最後に耳下腺から目の周り
2.アゴ下・オトガイ下・フェイスラインから耳下
3.小鼻からフェイスライン
1〜3の順に軽く押しながらリンパを流していきます。
頭皮マッサージ
顔や身体と同様に、頭皮も血行が悪くなります。ですので、マッサージをしてもみほぐしてあげる事で、髪の先にも栄養が行き届きやすくなり、育毛促進効果やクセ毛予防、白髪予防などにつながります。
頭皮マッサージ方法
1.耳の周りに手を置いて頭皮の方に向かって引き上げます。顔の表情が変わるくらい指先に力を入れて、しっかりと持ち上げて下さい。指の腹を地肌から離さないようにする事がポイントです!左右同じように行って下さい。
2.両手の指を頭のてっぺん周辺に置き、頭皮を左右に動かしていきます。左右に動かしたら次は前後に動かしていきましょう。感覚としてはマッサージというより頭皮の運動というイメージで行ってみて下さい。
表情が明るくなる!メイク前マッサージ
お泊りデートや旅行中など、寝起きの姿を彼氏に見られたくない!と思った経験がある人も多いはずです。寝起きの顔は特にむくみが気になりますよね。
寝ている間は同じ姿勢で長時間いる事が多いので血行が悪くなり、結果的に寝起きは顔色が悪く、むくんでしまいがちなのです。
そんな状態の悪い顔をスッキリと血色の良い顔にするために、メイク前に行うと効果的なマッサージ方法をご紹介していきます。
フェイスライン&頬マッサージの方法
フェイスラインと頬は顔の中でも特に老廃物や水分がたまりやすく、むくみやすい場所です。マッサージで老廃物をスッキリと流すことによって、血行促進とむくみの解消につながります。また、短時間で顔色を明るくしてくれる効果があります!
1.まずはフェイスラインから
両手の人差し指を曲げ、親指と人差し指でアゴの骨を挟みます。その状態のまま耳の下までやや強めにゴリゴリと引き上げます。これを5回程度行って下さい。
2.次は頬マッサージへ
中指と薬指でマッサージをしていきます。小鼻の横から耳の下まで頬骨の下に沿ってやや強めにゴリゴリとマッサージをして下さい。これを5回程度行って下さい。
河北マッサージ
年齢とともに気になるたるみやくすみなどのお肌のお悩みですが、高級美容液やエステに通うよりも自宅でお手軽にできて、お金の心配も全くない毎日のセルフマッサージがオススメです。ここでは自宅で本格エステのようなマッサージを試す事が出来る、河北マッサージの方法をご紹介していきます!
河北マッサージ方法
1.おでこをプッシュして横に流す
まずはおでこの真ん中を押し、こめかみに向かって流していきます。これを5回行って下さい。押してから流すのが河北マッサージの基本となっています!
2.眉をつまんで流す
まぶたのむくみをとってスッキリとさせましょう!親指と人差し指を使って眉頭から目尻へ眉をつまみながら流していきます。これを5回行って下さい。
3.まぶたのくぼみをプッシュ!
人差し指と中指、薬指の腹を使って頭を前に傾け、まぶたのくぼみの部分に圧をかけます。力を入れすぎず、気持ちいいくらいの圧をかけて下さい!爪を立てないように注意して下さいね!
4.目の周りを流していく
目の周りの皮膚はとても薄く繊細です。また、シワができやすい部分でもあるので、力を入れすぎないようにしましょう。人差し指と薬指をあてて、優しく目尻から目頭を通って内回りを5回繰り返して下さい。
5.クマに効く!目の下をプッシュ
クマや疲れ目などに効果的なマッサージをしていきます。人差し指と中指、薬指の腹を使って目の下を軽く押します。これを2秒感間5セット行って下さい。
6.ほうれい線に効く!鼻筋をプッシュ
年齢を重ねるとともに気になるほうれい線やたるみ対策もしていきます。中指の腹を使って少し強めに鼻の横(小鼻の部分)の部分を押していきます。これを5回行って下さい。リンパのつまりをとって血行を良くしてくれることで老廃物や毒素を流す事ができます。
7.頬骨下を流していきます。
頬骨を外側につまむようなイメージで、頬骨をつかみながらこめかみに向かって流していきます。これを5回ほど行って下さい。
8.顔周りを流していく
フェイスラインを親指と人差し指の第一関節で挟み込んで耳の下まで流していきます。ここまでの流れを一通り行ったら、逆の順番で8から7、7から6のように1の手順まで戻ってマッサージをしていきます。
9.首もマッサージ
リンパが一番つまりやすいとされている首筋ですが、張っている感がなくなるまで指でつまんでもみほぐして下さい。くすみ解消効果も期待できます!
10.首から鎖骨へ
耳の裏から首筋と鎖骨を通って肩先まで流していきます。これを5回行って下さい。つまっていた老廃物や毒素が流れて顔がスッキリとした印象になります。ちなみに鎖骨のくぼみが浅い場合やくぼみが見えない場合、左右差がある場合などはむくんでいる状態と言えます。
11.頭皮をもんでいく
頭皮に指の腹をあてて、ガシガシとつかむようにマッサージをしていきます。頭皮は顔と繋がっているので、もみほぐすことでたるみを解消してくれます。マッサージをする時は爪を立てずに、指の腹で行う事がポイントです!
12.首の付け根を押す
親指の腹を使って首の付け根を押します。痛気持ちいいと感じるくらいの力で押して下さい。首の付け根を押す事で肩こりの解消にもなりますよ!
マッサージはいつすればいいの?
マッサージをするタイミングは、お風呂上りの体が温まって皮膚が柔らかい状態になっている時がオススメです。お風呂上りにはスキンケアをすると思いますが、クリームや乳液を塗ったそのついでにマッサージをするとより効率よくマッサージが出来るます。夜にマッサージをしておく事で、翌日のむくみを防止・軽減する効果も期待できます。
さらに朝起きて洗顔をした後のスキンケア時にマッサージを取入れる事もオススメ!メイク前にマッサージをしておくことで、むくむ解消の他にも化粧ノリがよくなります。
毎日マッサージをする事が難しい、飽きっぽいという人は、テレビを見ながらやお風呂に入っているときなどの時間を利用して、気軽にマッサージを取り入れていきましょう。
マッサージをしてむくみのない明るい顔へ!
リンパマッサージからフェイスマッサージ、頭皮マッサージなど様々なマッサージ方法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
どれも覚えれば空いた時間に簡単にする事が出来ます。自分の悩みに合ったマッサージをどれか一つでも継続して行う事で、小顔効果だけでなくアンチエイジング効果なども期待できます!むくみを解消して明るい顔を目指しましょう。