最近はダークトーンの髪色が主流になっていますね。モデルさんや女優さんもこぞって黒髪にしています。
明るい髪色のひとが黒髪にしたとき、メイクがなんだかしっくりとこないな…。そんな風に思ったことはありませんか?
髪色が明るかった時代と、黒髪にした際に似合うメイクって違います。
茶髪時代の自分のメイクのままだと、黒髪で違和感があるのは当然なんですね。
本来日本人は黒い髪の人種。黒髪が似合わないっていう人はいないんです。
どんなメイクが黒髪に映えるのでしょうか?
MENU
黒髪に似合うメイクって?
「黒髪」のイメージを思い浮かべると、清楚でピュア、または大人っぽい、ナチュラルなイメージがあると思います。
ファッション次第では、「茶髪」よりもモードでクール、おしゃれにも出来るのが黒髪。
その人のイメージで清楚だったり透明感をだせたり、クールビューティーにもなりますよね。
さらには男性からモテる髪色NO.1が黒髪だったりします。
でも共通していえることは、黒髪に似合うメイクはずばり「透明感」や「ナチュラル」。
これらをキーワードに黒髪に似合うメイクのコツを見ていきましょう。
黒髪に似合うベースメイク~ファンデーション
黒髪に似合う「肌」を作っていきましょう。ベースメイクで透明感を引き出し、ファンデーションでは肌色が明るくなるものを選びましょう。茶髪ではあまり意識しなくとも顔色が明るく見えても、黒髪にすることで「あれ、顔色が沈んで見える?」と感じてしまうひとも。
【ベースメイクのやり方】
ベースメイクで透明感を出す方法です。
コントロールカラーで透明感を出すのが簡単でおすすめ。
「パープル」を使えば肌の持つ透明感を最大限に引き出してくれます。黄ぐすみしがちな肌色の黄みをおさえてくれる効果もあります。パープルまたはラベンダーという言い方もあります。また、「ブルー」のコントロールカラーでも透明感が引き出せます。人気のピンクカラーは可愛らしい雰囲気を出しながら透明感を出したい方におすすめ。
(1)気になる部分に少量置いていきます。
化粧下地を塗ったあとに、赤みが気になるほおをカバーしていきます。
ほおの高い部分に少量をおき、のばします。クマやほうれい線にのらないようにのばします。
(2)ポンポンと叩き込むように塗ります。
中指と薬指の腹を使い、ポンポンと、全体の肌と馴染むようにします。この叩き込むやり方が、透明感を引き出すコツです。
赤みやくすみが気にならなくなるまで、丁寧に叩き込みましょう。※ニキビ跡やクマは少量を叩き込んでいきましょう。
【ファンデーションのやり方】
マットに仕上がるタイプよりも、ツヤっぽく仕上がるものがおすすめです。
リキッドやクッションファンデ、パウダーでもツヤ重視のものを選びましょう。
また、最後にはパール入りのルースパウダーを仕上げにふわっとのせるのがおすすめです。
黒髪に似合う眉毛メイク
黒い髪色に合わせるなら、眉の色も暗くするべきかな?と思いがちですが、
眉の色は髪色よりもワントーン明るくするほうが自然に、垢抜けて見えます。
例えば黒髪の方は、ダークブラウン、黒髪ではないけどやや暗めのダークトーンの髪色なら1トーン明るいナチュラルブラウンなど、アイブロウの色を選んでみてください。
眉の形は、トレンドに合わせてやや太めのナチュラル眉がおすすめです。
自眉が少なめ・薄い方はアイブロウ(ペンシルやパウダーなどで)自然にボリュームを出してあげて。
反対に眉毛が多めや濃い方は、アイブロウマスカラで色をワントーン明るく付けてあげるとよいでしょう。
黒髪に似合うアイシャドウ
ナチュラルなモテ系の黒髪メイクは、アイシャドウも出来るだけナチュラルな色をセレクトしましょう。
ピンクベージュ系やパール感が入ったものが特におすすめです。
涙袋にも明るいトーンのピンク系シャドウをONして。黒目をキレイに見せてくれる効果もあります。
黒髪に似合うアイライン
黒髪に似合うのは「黒のアイライン」。日本人にはとくに切れ長な印象がとってもよく似合います。
クールビューティーを目指したいならブラウン系よりも黒のアイラインを選んでみて。
【やりかた】
(1)ナチュラル系の色のアイシャドウを塗った上から、黒のリキッドタイプアイライナーで、まつ毛の生え際上の目尻側半分からラインを引き始めましょう。
ここでは太さを出す必要はありません。目尻側に少し長めに伸ばすのがコツです。目のきわに筆先をあてて徐々に目尻にながします。目尻よりも5ミリほど出す感覚で長めに引いていきます。そして目の中央から目頭を描いていきます。
(2)先ほどのラインの引き終わり部分に筆をあて、目尻のキワへ向けて三角形になるように描いていきます。
ここがハネ上げ部分です。うまく描けたら完成です。
ナチュラルな仕上がりにさせたいときは、めん棒でくっきり感をおさえて。
たれ目にしたい方はちょっと下げ気味に描くと、ちょっと可愛らしい印象になります。
黒髪に似合うマスカラ
黒髪に似合うマスカラメイクは、黒よりもブラウン系で、ボリュームを出すよりよりもロング(長さ)を意識して。
ブラウン系のマスカラを上下のまつげにしっかり塗ると、ナチュラルに目を大きく、黒目がちに見せることができます。
【ビューラーのやり方】
(1)まつ毛の根本にしっかりビューラーをあてましょう。
そして軽く握り、立ち上げますが、1度ではなく3回ほどに分けてくっくっと、形を作っていきます。
この時3~5秒ほどキープさせるのがコツ。カールキープ力が増します。
ひと握りごとに位置を上の方にずらしていきましょう。
(2)先ほどの1の工程同様、今度はまつ毛の中央から少しずつ位置をずらしながらカールします。
上向きに形づくようなイメージで。
(3)まつ毛の先までカールさせます。
この毛先までカールさせる工程は意外に忘れがち。
まつ毛の先も軽く1~2回握りながらカールさせると、理想的なカールが完成します!
【マスカラのやり方】
(1)液だまりをティッシュオフ
マスカラをまつ毛に付ける前に、ティッシュオフを。
特にブラシの先端は液が溜まりやすいので軽くティッシュオフ。
マスカラが勿体ない!と思ってしまいがちですが、だまになってマスカラメイクが失敗するよりは勿体なくないですね。
(2)中央からぬっていきます。
まずは上まつ毛の中央から塗っていきましょう。
根本に深くマスカラブラシを押し入れ、軽くゆらゆらと左右に揺らしでマスカラ液をつけていく感じで。
毛先まで伸びるようなイメージで引き抜きます。
(3)次は目頭
ブラシを立て気味にして根元に入れて、眉間の方向へ引き抜いて。
360度を意識していきます。
(4)目尻にも
目尻のまつ毛は、こめかみの方向に行くようにななめにブラシをあてます。
この時ブラシでぐっと押すようにして。
(5)根本にもう一度ON
ここで根本にはさらにブラシを縦に、先端で液を重ねていきます。
1本1本が品よく長く、伸びるような感じで丁寧に!
(6)下まつ毛につけていきます。
毛先にのみマスカラ液をつけます。
次にまつ毛の根元からまつ毛を放射状に開いていきます。
ここでの順番は、中央、目頭、目尻の順番に。
(7)縦方向にして仕上げを
ブラシを縦に持ち替えて、下まつ毛の最終調整。
もし途中でくっついてしまった場合は、乾く前にコームでとかす様にしてケア。
黒髪に似合うチーク&リップメイク
目元を目立たせるために、チークやリップはベージュなどヌーディーな色味にしましょう。
同系色でまとめることで、大人っぽい仕上がりになりますよ!
ふわっと優しい印象にしたい場合は、薄めのピンクもおすすめです。
黒髪を引き出す「青みピンク」
いままでは黒髪の肌の透明感を引き出すためにナチュラルな色をおすすめしていましたが、青みがかったピンクなら黒髪に似合うのでおすすめです。
黒髪を活かすアイシャドウの色が、青みがかったピンクです。
黄ぐすみの肌をカバーしてくれるので、肌全体の透明感をプラスしてくれます。
さらにそれに合わせてチークやリップも同系色のピンクでまとめましょう。
チークは、アイシャドウよりも薄い色を肌に馴染ませて。
リップはビビットなピンクでもOK。黒髪をさらに引き立てるワンポイントの役目を果たしてくれます。
いかがでしょうか?
黒髪って実は美人ぷりを引き出してくれるカラー。
可愛くなるために茶髪にしていた方も、是非これを機会に黒髪にチェンジしてみてください。
日本人なら似合わないひとは居ませんので、メイクのコツを抑えればぐっとおしゃれにイメチェンも出来るはずです。