老け顔・疲れ顏の原因になってしまう目の下の「クマ」
「クマ」にはいくつかの種類があり、その種類によって対処法も変わってきます。自分の「クマ」がどのタイプなのかチェックして、そのタイプにあった対処法やメイクをしましょう。
MENU
クマとは?
クマとは、血行不良・色素沈着・たるみなどが原因で、目の下が青や茶色・黒くなることを言います。
目のまわりは薄い皮膚で覆われているので、乾燥しやすく神経も敏感です。
また、まばたきをすることで負担も大きく、皮膚のシワやたるみを起こしやすくなります。
自分のクマの種類を見極めて、対策方法やメイクでのカバーの仕方をみていきましょう!
クマがあると?
クマがあると疲れた顔に見え、実年齢よりの老けた印象を与えてしまいます。
クマの種類
クマの種類は大きく分けて3タイプあります。
クマの種類①茶クマ:目の下が茶色くくすんで見える「色素沈着タイプ」
クマの種類②青クマ:目の下がどんよりくすんで見える「血行不良タイプ」
クマの種類③黒クマ:目の下に黒い影ができる「たるみタイプ」
クマの事前チェック方法
あなたのクマはどのタイプ?チェックしてみましょう。
▼茶クマタイプ
チェック1:いつもバッチリメイク(アイメイク重視)
チェック2:アイメイク専用のクレンジングを使わない
チェック3:シミ・そばかすで悩んでいる
チェック4:アウトドア派
チェック5:目がかゆくなることがよくある
▼青クマタイプ
チェック1:目元のたるみやシワが気になる
チェック2:アイクリームを使用しない
チェック3:ほうれい線がある
チェック4:肌にハリがなく疲れているように感じる
チェック5:目元のかさつきが気になる
▼黒クマタイプ
チェック1:睡眠時間が少ないと感じている
チェック2:疲れがとれず体がダルい
チェック3:毎日、長時間パソコンやスマホを使用している
チェック4:冷え性で悩んでいる
チェック5:運動不足
クマの種類の見分け方
▼茶クマタイプの見分け方
皮膚を軽く引っぱったり、上を向いてもクマの状態が変わらない。
肌の色がブルーベースの方は茶クマが目立ちやすい傾向があります。
▼青クマタイプの見分け方
目尻を横に軽く引っぱるとクマが薄くなるが、完全には消えない。
日によってクマの状態が違う。
肌の色がイエローベースの方は青クマが目立ちやすい傾向があります。
▼黒クマタイプの見分け方
手鏡を持って上を向くと、クマが薄くなる。
クマの種類ごとの状態
▼茶クマタイプの状態
メラニンによって茶色く見える。
▼青クマタイプの状態
血行不良で滞った血液が、目の下の皮膚を通して青黒く見える。
▼黒クマタイプの状態
目の下の皮膚が影になり黒く見える。
クマの種類ごとの原因
▼茶クマタイプの原因
茶クマの原因1:紫外線による影響でシミができ、それが集まり茶色く見える。
茶クマの原因2:肌のターンオーバーの乱れによる角質のゴワつき。
茶クマの原因3:クレンジングの際や、かゆみなどで目をこする。
茶クマの原因4:クレンジングがしっかりできていない。
このような原因で、目のまわりが色素沈着を引き起こしてしまい、茶クマができます。
▼青クマタイプの原因
青クマの原因1:目の周りの血行不良。
青クマの原因2:長時間のパソコンやスマホ、読書による目の疲れ。
青クマの原因3:睡眠不足。
青クマの原因4:冷え症。
このような原因で、目の周りの血液の流れが悪くなり、毛細血管の血流が滞ることで青クマができます。
▼黒クマタイプの原因
黒クマの原因1:加齢のより肌のハリや弾力が低下。
黒クマの原因2:たるみのより目の下に凸凹ができる。
黒クマの原因2:眼窩脂肪が下がり、下まぶたにヘルニアを起こす。
このような原因で、目の下に影ができることで、黒クマができます。
クマの種類ごとの対策
▼茶クマタイプの対策
対策1:皮膚の炎症を抑え、美白効果のあるアイクリームを使う。
対策2:アイメイク専用のクレンジングを使い、マスカラやアイライナーを優しくしっかり落とす。
対策3:UV効果のある商品を使い、目元の紫外線対策をしっかりする。
対策4:目元をこすらないようにする
対策5:睡眠をしっかりとる。
対策6:あざ(太田母斑)の場合は、自己対策ができないのでレーザー治療が効果的です。
▼青クマタイプの対策
対策1:目の周りのマッサージやツボ押しで血行を良くする。
対策2:長時間のパソコンやスマホを控えて目を休ませる時間を作る。
対策3:睡眠をしっかりとる。
対策4:ホットタオルやアイマスクで目を温め血行を良くする。
対策5:なるべく湯船に浸かり、体を温める。
<青クマ対策マッサージ方法①>
1、美油液(美容オイル)を顔全体にぬります。
2、両手のひらを10回程こすり合わせて温めます。
3、手のひらのふちを目の下に沿わせるように両目にあてます。
4、そのまま10秒間キープします。
5、両手をそれぞれ目尻側に少し動かしながら、目の下を手のひらのふちで10秒ずつ押しながらマッサージします。
<青クマ対策マッサージ方法②>
1、ホットドリンクが入ったペットボトルを用意します。
2、ペットボトルの底を目の下のクマの軽くあてます。
3、そのまま5秒間キープします。
4、両目とも同じように行い、目元がじんわり温められたらOK!
▼黒クマタイプの対策
対策1:目元にハリがでる効果のある美容液を使う。
対策2:目だけを上下左右に動かして、眼輪筋を鍛える。
対策3:塩分や冷たい飲み物を控えてむくまないようにする。
対策4:目元保湿を重視したケアをする。
対策5:適度な運動を取り入れる。
対策6:化粧品や自己対策では限界があるので、ヒアルロン酸注射や下眼瞼手術も効果的です。
<黒クマ対策のマッサージ方法①>
1、両目をパッチリと見開きます。
2、左右の眼球だけを右回りに1回転させます。
3、同じように左回りにも1回転させます。
4、手順2・3を1セットとし、3セット行います。
<黒クマ対策のマッサージ方法②>
1、顔から10cm程離した位置に人差し指を立てます。
2、両目で人差し指を見て、寄り目をつくります。
3、そのままの状態で10秒間キープします。
<黒クマ対策のマッサージ方法③>
1、顔も真横に人差し指を立てます。
2、顔は動かさず眼球だけを動かして、人差し指をしっかり見ます。
3、そのままの状態で10秒間キープします。
4、同じように反対側も行います。
5、左右1セットとし、2セット行います。
クマの種類ごとの効果的な成分
▼茶クマタイプに効果的な成分
美白有効成分、ビタミンC誘導体など。
▼青クマタイプに効果的な成分
ビタミンE、カプサイシン、カフェイン、ゴールデンカモミールなど。
▼黒クマタイプに効果的な成分
ビタミンC誘導体、レチノール、ペプチド、幹細胞培養液など。
クマのメイクでの隠し方
▼茶クマのメイクでの隠し方
・肌色に近く、明るさも出せてカバー力のある、オレンジorイエロー系&固めのテクスチャーのコンシーラーを使用しましょう。
1、コンシーラーを目頭に直接あてます。
2、そのままクマの部分をなぞるように塗ります。
3、指先で、塗ったコンシーラーの外側を肌となじませます。
▼青クマのメイクでの隠し方
・青の反対色、オレンジ系&柔らかいテクスチャーのコンシーラーを使用しましょう。
1、クマの部分にオレンジ系のコンシーラーを塗ります。
2、境界線が自然になるように、1の下、頬の部分にベージュ系のコンシーラーを塗ります。
3、スポンジを使ってポンポンを軽く叩きながら、肌になじませます。
(叩きすぎるとコンシーラーの効果がなくなってしまうので注意!)
▼黒クマのメイクでの隠し方
・目の下の凹凸をカバーできる、オレンジ系の色付き下地を使用しましょう。
1、クマの部分にコンシーラーを点置きします。
2、指の腹を使って軽く叩きながらなじませます。
3、コンシーラーと肌の境目が自然になるように、薬指を左右にスライドさせながらクマ全体になじませます。