実際の年齢よりもかなり若く見える素敵な女性には憧れますよね。
そういう女性は身体の内側から若々しく、輝くようなオーラが出ているものです。
一方で、若さをアピールするようなメイクやファッションをしていても、年齢相応にしか見えない女性がいるのも事実。
内面から若々しく美しいオーラを醸し出せる女性を目指して、老けない習慣を身につけてみませんか。
若々しさを保とう!老けない習慣
普段の生活に取り入れることができて、続けて習慣にすることで身体の内側からキレイになるコツをご紹介します。
すべて簡単なことばかりですが、続けていくことが重要です。こつこつと積み重ねていきましょう。
身体をいつも温める習慣
身体の冷えは健康の大敵ですが、美容にも大きな影響を及ぼします。
身体が冷えると血行が悪くなるため、顔色のくすみや目の下のクマの原因となります。
さらに、血液の流れが悪くなるということは肌細胞に酸素や栄養が十分に行き届かなくなることなので、
肌のハリやツヤも失われてしまいます。ですから、身体を常に温めることが若々しい肌につながります。
身体を冷やさないために、毎日の生活を見直してみましょう。
・シャワーだけですませない
忙しいときなどシャワーで済ませがちですが、毎日5分でもいいので湯船につかりましょう。
湯船につかることで身体の芯から温まるので疲れが残りにくく、副交感神経が優位になりぐっすりと眠ることができます。
お湯の温度はぬるめの38~42度で、リラックスしてゆっくり温まりましょう。
・とにかく足を冷やさない
足が冷えると血液が冷え、その冷えた血液が身体中を巡ってしまう事になります。
足元を冷えから守るために、家にいるときには靴下をはいて過ごしましょう。
足先だけでなく脚全体を温められるレッグウォーマーもプラスできるとさらにGOOD!
・冷たい飲み物を飲まない
暑い夏にはキンキンに冷えた飲み物を一気飲みしたくなるところですが、冷たいものは身体を内側から冷やしてしまうので、なるべく温かい飲み物を飲むようにしましょう。
とはいえ、夏にホットドリンクを飲むのは大変ですから、常温の水などでも大丈夫です。
冬には温かいお茶や水を温めて白湯にして飲むのもおすすめです。
・身体を冷やす食材は選ばない
食材のなかには、身体を温めるものと冷やすものがあります。
気温が低くなる秋や冬にはとくに意識して、身体を温める食材を選ぶようにしましょう。
身体を温める食材・・・大根やにんじん・ゴボウなどの根菜類、豆類、味噌、醤油など
身体を冷やす食材・・・トマト・きゅうり・なすなどの夏野菜、小麦粉、白砂糖など
サラダではなく蒸し野菜にする、鍋料理にするなど調理法を工夫することでも身体を温めることができます。
マッサージの習慣
内側からキレイになるには、肌本来の持つ力を自力で高めることが必要です。
何万円もする高級クリームを使うのももちろん良いのですが、マッサージで顔の血行を良くすることが「肌力UP」にはとても有効です。
マッサージによってそれぞれの肌細胞を活性化させると、肌のうるおいを保つ力やコラーゲンを作り出す力が高くなります。保湿と血行促進がハリとツヤのある若々しい肌を生み出すので、マッサージはまさに最強!
マッサージをする時は、マッサージクリームなどを使ってやさしく指をすべらせるように、顔をクルクルとマッサージしてみてください。
湯船につかってマッサージをするとさらに効果的で、顔色もワントーンアップします。
マッサージの後のお肌は化粧水や美容液の浸透も格段によくなるのもうれしいところです。
たっぷり、おかわり保湿習慣
若さを保つために美白を意識している人も多いと思いますが、30歳を過ぎたらとにかく保湿ケアが重要になります。
20歳代と比べて肌の水分量は減少し、加齢と比例するように減少率も増えていきます。
自分で十分だと思っている以上の保湿をしなければ、うるおいは足りないと言ってもよいでしょう。
そのくらいたっぷりの保湿ケアを習慣にして、乾燥や小じわを撃退しましょう!
化粧水などはパッケージにある目安の使用量を最低限の量として、気になる部分にはさらに重ねづけをします。
保湿に関しては、やりすぎぐらいがちょうどいいでしょう。
ひとつひとつの肌細胞を水分で満たしてふっくらとさせるイメージで、化粧水などはどんどん”おかわり”してくださいね。
【うるおいを保つための洗顔方法】
洗顔はどうしても乾燥を招くものですが、少しのポイントでうるおいを維持しながら上手に洗顔できます。
ポイント1:38度程度のぬるめのお湯を使いましょう。
熱すぎるお湯は肌をひどく乾燥させてしまいます。
ポイント2:洗顔フォームはモコモコに泡立てましょう。
洗顔フォームなどを泡立てずに直接肌につけるのはダメージが大きいので厳禁です!
泡で汚れを吸着できるようにするとうるおいを保ちながら汚れをしっかりと落とせます。
ポイント3:洗い終わってタオルで水気を取るときは、やさしく肌に当てるようにして水分を吸い取ります。
決してゴシゴシとふき取らないようにしてください。
毎日の表情に気をつける習慣
人の人相というのは、その人の生き方が顔に出るように毎日の表情が積み重なってできていき、いい顔になるかどうかは表情や顔の動かし方のクセなどに左右されます。なので、表情によってはシワやたるみの原因となることも!
無意識で何気なくしている「表情」にも気を配ることは美肌にもつながります。会社でのパソコン作業中や、ひとりでテレビを見ているときなどに自分がどんな表情をしているのか気にしてみてください。
例えば、目が悪い人が遠くのものをみるときによくする目を細める表情。これを繰り返すと、目元のシワができやすくなります。
目が良い人も悪い人も、目をしっかりと見開くことを習慣にすると眼輪筋が鍛えられパッチリとした目に。
イライラして眉間にシワを寄せるクセがある人も要注意です!頻繁に眉間にシワを寄せていると、そのシワは次第に深く濃くなっていきます。
イライラしているときには眉間を開くように意識してみましょう。視界が広がって気分がスッキリするうえ、魅力的な目元にも近づけます。
老けないための美習慣を意識できたら、次はとくに老化の影響を受けやすいパーツごとに実践したい習慣も取り入れてみてください。
目元の若さを保つ
目元は乾燥しやすく、目尻の小じわや目の下で目立つクマなど老けて見える肌トラブルが発生しやすい部分です。
小じわの溝にはファンデーションが入り込んでたまったりするので、特に気になりますよね。
どうしても目元のハリを取り戻したくて、高価なアイクリームを試してみたくなるところですが・・・じつは目元の若さを保つには
正しいクレンジング習慣を身につけて続けることがカギなのです。
【老けないクレンジング習慣】
・目元専用リムーバーを使う
皮膚の薄い目元のクレンジングには目元専用のリムーバーを使うのがおすすめです。
オイルタイプのクレンジング剤は洗浄力が高く、デリケートな目元には刺激が強すぎるので注意しましょう。
・コットンと綿棒を使う
目元はアイブロウやマスカラなど濃い色のアイテムをよく使うので、クレンジングのときにはしっかり落とそうとしてグリグリと擦りがちです。コットンと綿棒を使い、皮膚を傷めないようにやさしくアイメイクを落としましょう。
肌にダメージを与えるということは、それだけ老化を早めるということです。
美容液などを”与える”ことよりも、まずはメイクや汚れを”落とす”ことにこだわってみてください。
紫外線は肌の敵!
紫外線は365日1年中降り注いでいます。春・夏だけでなく、秋や冬にもUVケアをしっかりと行いましょう。
美白に気を使っていると美白に必要とされるビタミンCを豊富に含む柑橘系のフルーツや、きゅうり、セロリ、にんじんなどをスムージーにして飲むという素敵な習慣が身についている人がいると思います。
それはぜひ続けてほしいのですが、”ソラレン”という成分には少し注意が必要です。
先ほど挙げた果物や野菜に含まれているソラレンを大量に摂取すると、肌が紫外線を吸収しやすいといわれているので、それらの食材をよく摂取する人は、とくに入念に紫外線対策をすることを心がけてくださいね!
▶︎夏の紫外線対策:日焼け止めはメイク下地の前に使う。
日焼け止め効果は、ジェルタイプ・スプレータイプよりも乳液タイプが高い。
SPFやPAの数値が高い日焼け止めでも、2時間に1回は塗りなおす。
メイクの上からはスプレータイプ・ミストタイプ・パウダータイプなどで塗りなおす。
目に紫外線を浴びると脳からの指令でシミができることがあるので、サングラスを着用する。
▶︎春・秋・冬の紫外線対策:くもりの日や日差しが弱い日も日焼け止め効果のあるメイク下地などでUVケアを行う。
雪面では光の反射で日焼けしやすいため、ゲレンデでは日焼け止めは必需品。
ほうれい線対策
どんなに美しい人でもとたんに老けてみせてしまう「ほうれい線」。たった2本の縦線なのに、決定的&すごい破壊力です・・・
そしてこのほうれい線は、いつも美容に気を使っているような素敵な女性・美人さん・若々しいイメージの人など身ぎれいにしている人ほど大きなダメージを与えてしまうのでおそろしいですよね。
そんなほうれい線への対策はとにかく早めに!
ほうれい線が深く刻まれてしまうと、美容整形などでおなじみのヒアルロン酸注入などでしか消せなくなります。
ですから、ほうれい線がまだできていない、またはまだ浅く目立っていないうちから対策を始めましょう。
【ほうれい線を作らないための習慣】
・徹底的に紫外線対策
紫外線を浴びると活性酸素が増えて、お肌の弾力を保つためのコラーゲンを破壊してしまいます。
ほうれい線は頬や口元のたるみから発生するので、お肌の弾力に必要なコラーゲンが減少することは避けたいですよね。
日焼け止めクリームはもちろん、日傘や帽子も上手に活用し紫外線対策をしましょう。
・コラーゲン補給
たるみがなくハリのあるお肌を保つにはコラーゲンが不可欠です。
普段の食事内容に気を使い、体内のコラーゲンを守ることがほうれい線の撃退につながります。
<積極的に摂りたい栄養素>
ビタミンA・・・かぼちゃ、うなぎ、ほうれん草、トマトなど
ビタミンC・・・ブロッコリー、カリフラワー、赤パプリカ、柿、いちご、キウイなど
ビタミンE・・・アボカド、アーモンド、玄米、ツナ缶、たらこなど
他にもビタミンB2やビタミンB6を含む食品、大豆食品や魚など良質なタンパク質の摂取もお忘れなく。
また、サプリメントやドリンク剤などで効率的にコラーゲンを補給するのもおすすめです。
・代謝UP!
身体の冷えに注意して、代謝が下がらないようにすることもとても大切です。
手足はもちろん、顔や頭も温めるようにしましょう。
顔を温めたあと冷やしたマスクなどを使用する温冷ケアも効果的です。
・姿勢よく!
猫背はたるみを引き起こします。とくに椅子に座るときや歩いているときには猫背になりがちです。
姿勢をよくすることはダイエットにもつながるので、背中をまっすぐに保てるように心がけましょう。
・表情ゆたかに!
無表情で過ごすこと、または口角が下がったいわゆる”への字口”も、表情筋の衰えからたるみ、ほうれい線へと肌老化を進めます。
ひとりでスマートフォンを眺めているときなど、ついつい無表情なへの字口になってしまいますが、日頃から意識してひとりでいる時でも口角をキュッと引き上げるようにしましょう。
口用の筋力強化のためのアイテム(マウスピースなど)を使ってみるのもおすすめです。
ピーリングで透明感のあるツヤ肌をキープ!
シミやシワ、ほうれい線、目の下のクマなど肌の悩みはたくさんあり、それらを鏡で見るたびに気になってしまいます。
でも、多少のシミやシワなどは、内側から輝いているような透明感のある肌でカバーできるのです。
上で挙げたような紫外線対策やほうれい線対策をしつつ、肌のツヤや透明感を高めるようなお手入れを取り入れることで
”キレイな人”オーラを作ることができますよ。
肌の透明感を引き出すにはどんなお手入れが有効なのかというと、それは”ピーリング”なんです。
肌細胞は一定の期間で生まれ変わるターンオーバーがあり、その周期はだいたい28日前後。
加齢や肌への刺激によってターンオーバーが乱れ周期が遅くなると、生まれ変わるはずの古い細胞(角質)がはがれ落ちずに肌の表面に残り続け、いらない角質はどんどん積み重なり、その結果肌はどんよりくすんだ色に・・・
いらない角質が留まっている肌は化粧水や美容液などの浸透も悪くなり、老化肌への悪循環に!
”ピーリング”は肌表面の不要な角質をはがし、ターンオーバーが正常に戻る手助けをしてくれるので、正常に生まれ変わることができる肌はキメ細かく透明感が出てきます。
また、毛穴が小さくなったりシミの原因となるメラニンの排出も促し、シワやたるみも予防してくれます。
ピーリングによって、ニキビなどの肌トラブルも発生しにくくなるんです。
また、できて間もないうすいシミやシワならピーリングでとることも可能な場合も!
さらに、美肌作りには欠かせないコラーゲンもピーリングでターンオーバーを整えることで増やすことができます。
ぜひ定期的な角質ケアで、ワントーン明るくなり化粧水や美容液をぐんぐん吸い込むツヤ肌を実感してみましょう。
ピーリングは高い効果を求めるならクリニックで施術を受けるのが確実なのですが、ホームケアでもかなり効果は期待できるので手軽にセルフでもやってみてください。
ホームケアでのおすすめはAHA(フルーツ酸・グリコール酸など)が配合された洗顔料や洗い流すタイプのマスクです。
AHA配合のものは少し肌がピリッとしますが、いらない角質を取り除いているサインですから安心してください。
ピーリング後には肌がデリケートになっているので、保湿をしっかりと行うことと、紫外線対策も念入りに行ってくださいね!
老けない美習慣で美肌を育てる
加齢はどんな人でも避けては通れない道。でも、くすみやすい肌やハリを失った肌に悲観する必要はありません。
毎日のスキンケアを丁寧に行うことや美容のためによい行動を心がけることで、肌は美しくキープできますし、見た目でマイナス10歳に見せるということも意外と簡単なことなのです。
毎日毎日、自分の肌や身体と向き合うことが老けない美習慣を続けるための秘訣なのかもしれません。
自分の肌を育てる時間を大切にして、美肌を保ち続けていきたいですね。