美人部

基本を抑えれば簡単!ボブ・ミディアムの基本の巻き方

ボブ・ミディアムの基本の巻き方(ブロッキング)

髪を上手に巻けないと悩んでいる方も多いはず。

それは、ブロッキング上手に出来ていない可能性があります。

綺麗な髪の巻き方を、まずブロッキングから見ていきましょう。

そもそもブロッキングとは何でしょうか。

髪の量が多いと、一度に巻くことは出来ません。そんな時に髪を「ブロッキング」します。

髪をパートごとにわけることで、適量を綺麗に巻くことができるのです。

「髪をわける=ブロッキング」です。

 

◎ブロッキングに必要なアイテム◎

ブロッキングにはダッカールが必要です。

ヘアゴムでも可能ですが、ダッカールの方が結ぶ手間がないので楽なのでおすすめです。

また、髪を分けるときは、コームを使うのがおすすめです。

手でも分けることは出来ますが、コームの方が綺麗なブロッキングが出来ます。

また、髪を巻く前に「カールローション」をつけましょう。

カールローションをつけたほうが、仕上がりが綺麗になりますし、髪を内部から保護してくれる役割もあるので

是非、カールローションは使いましょう。

 

【基本的なブロッキング方法】

まず、左右ともに耳より前の毛束を取り分けます。

次に後頭部の髪の毛を縦横4等分します。これで合計6等分になります。

※髪の量などにより、臨機応変にブロッキングは変えてください。

コテ(アイロン)の基本

普段からアイロンやコテを使っていない方の場合、いざコテ(アイロン)を使おうと思い購入を検討した場合でも、

どんなコテ(アイロン)を買えばいいんだろうと思い、分からないという方も多いはずです。

コテ(アイロン)もヘアスタイルに合った太さや温度調整を選ぶ必要があります。

 

【コテ(アイロン)の太さ】

コテ(アイロン)にも色々な種類の太さがあります。

おおまかに、「19mm」「26mm」「32mm」「38mm」の4種類です。

この太さもヘアスタイルによって、基本的には変わってくるのです。

◎19mmはショートの方におすすめ◎

ショートの方が短時間でクセをつけるのに最適です。

また、カールが細かくなるので、細かすぎると思った場合は、温度を少し下げると緩めにカールできます。

◎26mmはショート~ミディアムの方におすすめ◎

19mmと比べると大きめのカールになるので、ふんわりとボリュームを出すことができます。

毛先だけ巻いたり、縦巻きや内巻きにも使うことが出来ます。

◎32mmはミディアムからロングの方におすすめ◎

頭のトップから毛先までしっかりと巻いてカールを出したり、毛先だけ巻いてナチュラルな内巻きにすることもできます。

◎38mmはロングの方におすすめ◎

カールが大きいため、ゆるいカールを出したい時におすすめです。

逆に髪全体にしっかりカールを出したい方や、色々なカールを楽しみたい場合は38mmだと太すぎるので

「32mm」がおすすめです。

また、髪が細い人はカールがつきやすいので太めを、逆に髪が太い人は細めを選ぶと◎です。

 

【コテ(アイロン)の温度】

髪のダメージが気になる方や、色々な巻き方を楽しみたい方は、温度調整できるものがおすすめです。

温度調整が出来ないと傷んだ髪の方は、髪にダメージを与え、さらに傷んでしまいます。

また、高温設定ができるコテだと、短時間で巻き髪を作ることができ、時間短縮にもなります。

基本的なコテの設定温度は、160度~190度位ですが、ダメージが気になる場合は140度前後がおすすめです。

 

【コテ(アイロン)を使う際の注意点】

コテ(アイロン)は、濡れた髪には絶対に使ってはいけません。
濡れた髪は表面のキューティクルが開いている状態なので、熱のダメージをダイレクトに受けてしまいます。

髪の内部の水分もが急激に蒸発してチリチリに焦げてしまい、大変なことになるので注意が必要です!

 

コテ(アイロン)の基本操作方法

※右利きの場合で説明いたします※

Step.1 右手にコテ(アイロン)を、左手には毛束を持ちましょう。

Step.2 親指でレバーを押して、クリップを開きましょう。

Step.3 毛束の中間あたりをクリップの間にはさみましょう。

Step.4 コテ(アイロン)をくるっと回転させて、髪をすべらせながら一周巻き付けましょう。

※髪がすべりにくい場合は、レバーを少しだけ押してクリップを浮かせましょう。

Step.5 Step.4を繰り返し、毛先まで巻きこみましょう。

Step. クリップを浮かせながらコテを下方向に抜きましょう。

 

ボブ・ミディアムの巻き方(内側・中間を内巻き)

①まず髪をブロッキングしましょう。

②髪を後ろ真ん中で半分にわけましょう。

③ ②をさらに半分に分けましょう。

④ ③をさらに表面・中間・内側でブロッキングしましょう。

⑤内側から内巻きにしていきましょう。

⑥親指でレバーを押し、クリップで毛束の中間あたりをはさみましょう。

※コテの持ち方は、挟むクリップが外側で、熱い部分は内側にくるようにします。

⑦コテを回転させ髪をすべらせながら、毛先まで「内巻き」に巻き込みましょう。

⑧続いて、中間も同様に巻いていきましょう。

 

ボブ・ミディアムの巻き方(表面をリバース巻き)

⑨表面をリバース巻きにしましょう。

⑩親指でレバーを押し、クリップで毛束の中間あたりをはさみましょう。

※コテの持ち方は、熱い方が外側で、挟むクリップは内側にくるようにします。

⑪コテを回転させ髪をすべらせながら、毛先まで「外巻き」に巻き込みましょう。

⑫何度か繰り返し、毛先まで巻き込みましょう。

⑬クリップを浮かせながらコテを下方向に抜きましょう。

ボブ・ミディアムの巻き方(他のブロックも同様に)

⑭他のブロックも同様に表面・中間・内側とブロッキングしましょう。

⑮内側から内巻きにしていきましょう。

⑯続いて、中間も同様に内巻きにしていきましょう。

⑰続いて、表面もリバース巻きにしていきましょう。

⑱これで全体が巻き終わりました。

⑲巻き終わったら、髪全体に空気を含ませてふんわりさせましょう。

⑳仕上げにワックスなどをなじませて、全体を整えましょう。

これで、ふんわりカールの完成です。

 

コテ(アイロン)のコツ

慣れていない場合、内巻き・外巻きはどうすればなるのか、悩んでしまう方もいますよね。

ポイントは色々あると思いますが、レバーをどの指で押してクリップを開くかによって

内巻き・外巻きかが変わってくるのでご紹介いたします。

※右利きの場合で説明いたします※

◎右サイドを巻く場合◎

【内巻き】人差し指でレバーを押してクリップで髪をはさみ、コテを内向きに回すと内巻きになります。

【外巻き】親指でレバーを押してクリップで髪をはさみ、コテを外向きに回すと外巻きになります。

◎左サイドを巻く場合◎

【内巻き】親指でレバーを押してクリップで髪をはさみ、コテを内向きに回すと内巻きになります。

【外巻き】人差し指でレバーを押してクリップで髪をはさみ、コテを外向きに回すと外巻きになります。

※左利きの方の場合は、すべて逆の手でしてください。

巻く前後のコツ

【巻く前にブロッキングしよう】

・コテ(アイロン)の太さに合わせて毛束の量を変えると、きれいに巻くことができます。

【髪の根本はふんわりとさせよう】

・根元が寝ぐせで潰れていたりすると、毛先がハネてしまう原因になるので注意しましょう。

・巻く前に根元をスプレーなどで濡らしてから、ドライヤーで根元からふんわり乾かしましょう。

また、軽くブローするとより綺麗な巻き髪をつくることが出来ます。

【コテ(アイロン)の温度などに注意】

・温度は160~180度のやや高めで、くるっと巻くとボリュームのあるカールができて、ふんわりカールが長続きします。

・毛先ばかりでなく、根元もふんわりさせればカールもより長持ちします。
・髪の毛の細い人は、160度前後がおすすめです。

・太い毛の人は、180度前後がおすすめです。
・温度は高すぎてもカールが硬くなってしまい、上手くキープが出来ないので注意しましょう。
また、高温で何度も当てると、髪の内部のタンパク質が壊れてしまい、髪がボロボロになるので、

カールをキープしづらい髪質になってしまいます。
・逆に温度が低すぎると、髪に熱が伝わらないので、すぐにカールが取れてしまいます。
・熱からのダメージを守ってくれる、洗い流さないトリートメントをつけることをおすすめします。

 

巻きが取れないようにするコツ

【高温で短時間で巻きましょう】

・160~180度の高温で、10秒くらいを目安に巻きましょう。

低い温度の方が傷まないからといって、低い温度で何度も巻くより、

高温でサッと巻いた方が負担が軽くなるケースが多いと言われています。

【巻いた髪はしっかりと冷やしましょう】

・髪をコテから外したら一度手のひらにカール部分をのせて軽く冷ましましょう。

冷える際にカールを記憶させると言われています。

【巻いた後はワックスを揉みこみましょう】

・ヘアワックスを揉みこむことで、巻き髪のふんわり感をキープできます。

※ワックスをつける時は、髪を下から上に持ち上げるように揉みこみましょう。

【仕上げにはスプレーを】

・仕上げにヘアスプレーを使ってしっかり固めましょう。

※下から上に向かってふきかけ、内側にもかかるように巻いた髪を持ち上げましょう。

ただ、かけすぎるとバキバキになってしまうので、全体にサッとかける程度にしましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

ブロッキングからコテの操作、巻き髪のつくり方、前後のコツまでご紹介いたしました。

今まで何となく髪を巻いていたという方も多いのではないでしょうか。

是非、ご紹介した手順で巻き髪に挑戦してみてください。

いつもとは違う、美しい巻き髪になること間違いなしです。